サラブレッドカントリークラブ 《36ホール 福島県》
同ゴルフ場が経営交代したことがわかった。平成3年9月に開場した同ゴルフ場は、競走馬の馬主・育成の西山牧場をグループに持つ、現・西山ホールディングス(旧・西山興業)グループが各コースを「ダービーコース」、「オークスコース」と名付けた思い入れのあるコース。会員募集はバブル崩壊時期で進まなかったが、36ホールの大型ゴルフ場でセミパブリック的な運営で人気となった。平成23年の東日本大震災では半年間通常営業を行えなかったものの、震災被災により閉鎖を決めた同じグループのいわきGCの会員を会員(一代限り)として受け入れて営業してきた。今般、ゴルフ場を売却することになった理由は今のところ明確にしていない。
買収したのはJGM((株)ジャパンゴルフマネージメント)のグループ。9月1日付で同ゴルフ場経営の(株)サラブレッドカントリークラブの株式の売買で、会社の債権債務は継承しており、会員のプレー権はそのまま。同CCには預託金会員は若干名しか在籍しておらず、大半が年間会員などプレー会員だった。JGMでは、当面従来通りの運営を続ける方針だが、サラブレッドCCと約20分離れた同じ市内でJGMセベバレステロスGCいわきを運営しており、姉妹コースとして相乗効果に期待しているようだ。 イーグルゴルフ