旧・伊豆ゴルフ倶楽部 《18ホール 静岡県》
旧・伊豆ゴルフ倶楽部を経営していた伊豆ゴルフ開発(株)は、9月1日に特別清算開始の決定を受けた。同社は昭和59年5月設立、昭和61年に伊豆GCを預託金会員制でオープンさせた。同社はオーナの高齢化からゴルフ場の譲渡先を模索。平成26年9月にマレーシアの州王の関係者などで組織した投資家グループが設立した日本法人・伊豆ハイツゴルフクラブ&レジデンス(株)(東京都中央区)にホテル(30室)やゴルフ場事業を営業譲渡し、一方で抵当権も買い取ってもらいゴルフ場事業から撤退。預託金(一部は償還対策で永久債化)は承継せず、同GC会員のプレー権に関しては当時3年間はメンバー扱いで処遇すると案内、伊豆ゴルフ開発(株)は清算処理の方針で、26年9月25日の株主総会の決議で解散していた。 負債は債権者約559名に対し、約100億1,200万円。会員は500名強で会員預託金約30億円としている。申請代理人は年内に特別清算協定案を示す方針。弁済率は未定ながら、会員には永久債であるかないかは問わず、一律で弁済するという。なお、新経営では伊豆ハイツゴルフ倶楽部名でゴルフ場を営業継続している。
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